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プロのソフトウェア開発者に必要な考えとは!?Clean Coderを読んだ

ソフトウェア開発を生業とする者として、開発時に意識するべきことや行動を
身につけるべく、本書を購入しました。


Clean Coder プロフェッショナルプログラマへの道

Clean Coder プロフェッショナルプログラマへの道


本書の内容を一言でまとめると

【プロとして、自分の作るプロダクトや行動に責任を持て】

となります。


責任を持つとは?

まずは、自分が作るプロダクトに対して出来るだけバグを作らないようにすることが求められます。


何回も手術を失敗する医者にかかりたいでしょうか?
何回やっても負ける弁護士に弁護を依頼したいでしょうか?


答えはノーでしょう。


同様に、プロの開発者はできるだけバグを作らないように意識し
実装しなければならない、と本書では述べられています。



とはいえバグがないことを証明するのは非常に難しい。


バグがないことを証明することは難しいが、
すべてのコードが正常に動いていることは把握しなければならない。


そのためにはTDDを用いて実装を行うべきだと、述べられています。

(このあたり、なぜTDDなのか、という話も本書の中で説明がされています)



また、ソフトウェア開発は非常に高度な作業であり、莫大な集中力を必要とします。
そんな作業において、いかに単位時間あたりの生産性を高めることができるか。


ここにプロとしての自己管理力が求められる、と述べられています。


その他にもチームとしてどう行動すべきか、何を意識すべきかという話など
様々な観点から、プロとしての意識や行動について記述されています。


その数、14章にまでのぼります。

最後に

私自身、ソフトウェア開発を生業とする者としての意識はまだまだ足りなかったと、
痛感しました。

おそらく一度読んだだけでは身につかないものだと思うので、

繰り返し読み、自分の意識に刷り込んでいきたいと思います。