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営業マンが元webエンジニアの経験を生かしてあれやこれやするやつ

アジャイルディスカッションに参加してきた!

先日アジャイルディスカッションに参加してきました!

アジャイルディスカッションについてはこちらを参照ください。
takubon.hatenablog.com


本イベントでは、アジャイルを導入したり進めていく上での悩みごとなどを共有し、ディスカションしていきます。

進め方

はじめに主催者の木村さんからのイントロダクションがあり、それぞれがディスカッションしたいテーマを列挙します。
そして4~5人くらいのグループに分かれ、グループごとにテーマを選び、ディスカッション開始となります。

なお、イベント中はビールを飲みながらのディスカッションOKというスタイルでした。

取り上げたテーマ

我々のグループは以下のテーマでディスカッションを行いました。
ウォーターフォールからスクラムへの移行について」
「失敗アジャイルの共有」

ディスカッション内容と気づき、次のアクション

V字モデルの下の方だけスクラムやっているチームが多い
これは確かに、と思いました。まさにウチのチームも同じような感じで、最初に決めた受け入れ条件を守ることを大事にしていたように感じました。実際にストーリーの実装を開始した後に、「こっちの方がいいんじゃね?」と思っても、「でも受け入れ条件がこうやから・・・」と受け入れ条件をひっくり返したりしてなかったなと。まさにV字の上の方の変化を受け入れず、下の方だけスクラムしていたように思います。

どうすれば成功するかなんて誰にもわかりません。だからこそ、実際にやってみて違和感を感じたり、もっとこうしたほうがいい!と感じたのなら、素直にそれを提案し、受け入れ条件の見直しから柔軟にやっていくべきだなと思いました。


プロダクトバックログの上から機械的にストーリーをこなすだけになってないか。スプリントゴールが「価値を届けること」ではなく、「スプリントを終わらせること」になっていないか
ただ機械的にこなすだけなら、当然ミニマムしかあげないし、ストーリーの実現に伴う副作用的な変化は排除するようにしか動かんなあと。やはりそのストーリーを提供することでどんな価値が届くのか、お客さんのどんな課題が解決されるのかをしっかり意識することが大事ですね。課題解決のための価値提供であることをしっかり認識しておけば、常に最適解を探すようになり、V字モデルの下だけスクラムとかからも脱却できるのかなあと思いました。

これからは「この価値を届けることで、お客さんの抱えているどんな課題が解決されるのか」を意識していこうと思います。具体的にはリファインメントの時に、その質問を投げてみることや、ストーリーの着手前に、この価値が届き、お客さんがどうその価値を体験するのかをストーリーベースで妄想すること、それをペア作業者と一緒にやること、などをトライしていこうと思います。


全員で一つのプロダクトを作り上げる意識
開発チームだけでなく、営業やサポート、ステークホルダー全員で1つのプロダクトを作りあげ提供していく、そこに関わるものとしての当事者意識を持つことが大事だという話も上がりました。

これに関しては、最近社内で雰囲気が少しずつ変わりつつあるように感じます。私個人としても、開発以外の視点で捉える必要があると思います。例えば、作っておしまいじゃなくて、営業の人がもっと売ってきやすくするために何ができるかなどを考えたりすることが必要かなと思いました。


失敗を恐れず行動していくためには、失敗を褒める文化を作ることが大事
これも思い当たる節がちらほら。最近完成させたストーリーの中で、あくまでストーリーの実現がメイン。それに伴う副作用的な変化はできるだけ排除しよう、という思いがありました。これは、変化による失敗を恐れていたからだなあと感じ反省しました。たとえ副作用的な変化があったとしても、より価値が届くのはどちらかを考えた結果であれば、どんどん変化を受け入れていくべきだと思ったし、行動していくべきだなと感じました。

イベント全体を通して

立場や年齢、スクラムの経験年数もバラバラの人が集まり、いろんな視点からの意見がたくさんでてきて良い会だなあと思いました。
たくさんのいい刺激をもらったので、どんどんチームに還元していきたいと思います。

次回も参加するどー!